先生からのメッセージ

皆さんが子ども達の人生まで変える素晴らしい先生になれるよう、精一杯応援します!

宿南 久美子教授

Kumiko Shukunami

  • # やりたいことを見つける
  • # 失敗談から学んで
  • # 魅力ある保育者になるには

皆さんが子ども達の人生まで変える素晴らしい先生になれるよう、精一杯応援します!

宿南 久美子教授

Kumiko Shukunami

取り組んでいる授業や研究の内容をお教えください。また、専攻分野に対する先生の思いもお聞かせください。

実習先で「今日も先生(実習生)に会える!」と、目を輝かせて楽しみに登園してくる子ども達に会える「幸せ」をぜひ経験してください

保育・幼児教育の基本知識・理論を深く理解できるように、幼児教育現場での体験談を多く取り入れた講義を心掛けています。とくに、成功した事柄だけではなく、失敗した事柄からも学び取ってほしいと願っています。社会人になってから学ぶのではなく、失敗が許される学生の間に多くの経験をして、その中から学び取り、保育・幼児教育の現場で役立ててほしいと思います。また、保育者になるために、学校で理論的なことを学びながら、幼稚園やこども園での実習を積み重ねていきます。現場に立つことにより、園の一日の様子が分かったり、先生方が子ども達にどのように言葉かけをされているのかが分かったりします。そして、何よりも幸せなことは、朝、門の前に立っていると「今日も先生(実習生)に会える!」と、目を輝かせて楽しみに登園してくる子ども達に会えるのです。とっても幸せなひと時です。ぜひ皆さんにも経験していただきたいと思っています。

教員としての目線から見た、豊岡短期大学の強みは何ですか?

きめ細かい指導による、学生一人ひとりの特性と希望する進路に合わせた柔軟な対応が強みです

少人数制であるため、教員が学生一人ひとりに目を配ることができます。「元気?」という日常のちょっとした会話から、進路や悩みの相談まで、日々のコミュニケーションを通じて関わりを深めています。こうした対応が、学生生活を送る上での様々な不安や悩み等を解消することにつながり、皆さんに安心感を提供できているのではないかと思っています。また、この積み重ねがきめ細かい指導にもつながっており、学生一人ひとりの特性と希望する進路に合わせた柔軟な対応が実現できていると考えています。

学内で学生と接する上で、心がけていることは何ですか?また、学生との印象に残るエピソードを教えてください。

学生一人ひとりに公平に接することを心掛け、皆さんの「保育者になりたい!」という夢に寄り添い、応援しています

学生一人ひとりに公平に接っするように心掛けています。また、皆さんの「保育者になりたい!」という夢に寄り添い、幼児教育現場で自信をもって活躍するための知識と経験、それらに裏付けられた実践力を身に付けてもらえるように心掛けています。そして、社会人になってからも本学での学びを生かし、自信をもって活躍してくれることを願い、応援しています。

大学での学びを通して、学生にはどのような人(人格、人間性、考え方・思考、行動など)に成長してほしいと考えていますか

思いやりをもって子ども達一人ひとりに接することができる、豊かな人間性を備えた保育者へ

毎朝、目を輝かせて園にやってくる子ども達と接することのできる保育者は「最高に幸せで、やりがいのあるお仕事」です。子ども達から信頼され、笑顔で「先生、好き!」と言って寄ってきてくれる保育者になるには、どのようなことを心掛けたらよいでしょうか。そのために、幼児期の教育の大切さを学んでいただきたい。そして、実習だけではなく、日々の授業にも誠実に取り組み、学びを積み重ねていただきたいと思います。その積み重ねが皆さんにとって大きな自信となり、思いやりをもって子ども達一人ひとりに接することができる、豊かな人間性を備えた保育者になれると思います。入学時から何倍も成長した姿で、子ども達の前に立ってほしいと願っています。

受験を控えたお子さまをもつ、保護者の方へ向けてのメッセージをお願いします。

お子様と一緒に多くの時間を過ごしていただき、ご自分の経験をいっぱい話してあげてください

保護者の方にお願いがあります。ぜひ、お子様と一緒に台所に立ち、夕食づくりをしてください。もちろん、毎日でなくても大丈夫です。できるだけ多くの時間を過ごしていただき、その時にご自分の経験をいっぱい話してあげてください。嬉しかったこと、残念だったこと、楽しかったこと、悲しかったこと・・・。多くの経験や体験をすることで、知識だけではなく共感力や洞察力が磨かれ、心から相手を思いやることができるようになります。その成長こそが、人に愛され、信頼され、尊敬される人間性を育み、本当に魅力ある保育者になれるのだと思っています。

これから入学してくる受験生に向け、迷いや不安が吹き飛ぶようなエールをお願いします!

皆さんが子ども達の人生まで変える素晴らしい先生になれるよう、精一杯応援します!

面接の時、志望動機を尋ねますと「保育園の時、私が悲しんでいると、優しく言葉を掛けてくださった先生のことが忘れられません。私もそんな先生になりたいと思って志望しました。」と話してくれる高校生の方が多くいらっしゃいます。「良い保育者に出会われて、良かった~・・」と私まで嬉しい気持ちになると同時に、良い保育者に出会うことは人生に大きな影響を及ぼすものだと痛感します。皆さんが出会われた素晴らしい先生のように、子ども達に慕われる保育者になれるよう、一緒に頑張りましょう。精一杯応援します! 

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